1年ほど前になると思いますが、WordPress5.0にアップグレードした途端、多くのWPユーザーが見た目も使い勝手も全く違うビジュアルエディタに(悪い意味で)度肝を抜かれました。
ブロックってなんだよと。
当初はほとんどのWPユーザーがClassic Editor(旧エディタをそのまま使う為のプラグイン)を使っていたと思います。
ところが最近、Gutenberg(ブロックエディター)の潜在能力を引き出すテーマが続々とリリースされていることもあり、Gutenbergがかなり浸透してきいるように感じます。
エディタの機能をテーマに依存するのは設計的にどうなんだ?という気がしないでもないですが、Gutenberg(ブロックエディター)対応テーマを使いさえすれば、かなり高機能なビジュアルエディタになるのは事実です。
そこで今日はGutenbergに完全対応した最新の、いや次世代のテーマとも言えるワードプレステーマをいくつかご紹介致します。
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SNOW MONKEY
まずはモンキーレンチさん(@inc2734)が開発しているSNOW MONKEY。
見るからにデザインがハイセンスです。
SNOW MONKEYは単にブログを作る為のテーマにとどまらず、コーポレートサイトを作ることもできる柔軟性を兼ね備えたテーマとなっています。
ブロックを組み合わせることでさまざまなデザインや機能を実現できるというまさにGutenbergの機能をフルに使ったテーマです。
なのでプロのwebクリエイターがお店や企業のホームページを作成する為に使っていたりするそうです。
料金は16,500円(税込)でテーマを買い切ることもでき、そのまま年額16,500円を支払い続けて会員専用のオンラインコミュニティで様々なサポートを受けることも可能です。
ブロックエディターの使い勝手を体感できる無料お試し版もあります。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
というかSNOW MONKEYのブロックだけを利用できるプラグインも作ってくれています。SNOW MONKEY BLOCKSというプラグインです(WP上で普通にインストール可能)。
プラグインなのでテーマを選ばずSNOW MONKEYのブロックだけを利用できるんですね。なんと素晴らしい。
ただ残念なことにPrincipleで使うとFont awesome関連?の表示がおかしくなるので使っていません。
あと昔からWordPressを使っている方なら分かると思いますが、以前のコードエディターに比べてGutenbergのブロックエディターは、文字単位で装飾するのが非常にやりにくいですよね。例えば文字を赤くするとか。大きくするとか。
それがSnow Monkey Editorというプラグインを使えば、簡単にできちゃうんです。
こちらもプラグインなのでテーマを選びません。Principleでも普通に使えます。
めちゃくちゃ便利です。モンキーレンチさんありがとうございます。
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SWELL
こちらは了さん(@ddryo_loos)が開発しているWordPressテーマ「SWELL」です。
これまたハイセンス。見た瞬間分かります。
もちろん見た目がきれいなだけでなく機能も充実しています。
これだけいろんな機能のブロックが備わってたら、コーディングするのが馬鹿らしくなるので、プロが使うのも頷けます。
普通のブログ記事を書くにしても、これだけ豊富なブロックを使えば記事の装飾が楽しくなるでしょう。
しかも他の有名テーマからの乗り換えをプラグインでサポートするという徹底ぶり。
開発者の了さんのSWELL愛、WordPress愛が半端なく溢れています。
お値段は買い切りで17,600円(税込)。
SNOW MONKEYもSWELLも100%GPLを謳うテーマなので、もちろん複数サイトで使っても問題ありません。
100%GPLとは
General Public Licenseの略で、どこでどう使おうがソースコードを改変しようがとにかく何の制約も無しに自由に使っていいですよという意味。
複数サイトで使えてこれだけ柔軟な使い方ができれば17,600円は決して高くないと思います。
詳しくはWordPressテーマ「SWELL」をご覧ください。
進化するWordPress
WordPressがどんどん進化していますね。
Gutenbergになってから、単なるコンテンツマネジメントシステムではなく、完全なるホームページビルダーに生まれ変わった感があります。
「webサイトを作りたいです。」
「OK!悪くないだろう。HTMLは分かるか?」
「なんすかそれ?」
「いやhtmlやphpを全く知らなくても自由自在にwebサイトを作れる時代がそこまで来ている!」